ナンポー通信がweb版になった頃

中国の暴動ニュースを見ていて
思い出したことなんですけど
ナンポー通信がweb版になった頃、
ヘンシューチョ—がスタンドバイミーをアップした頃
2005年の話です

旅先の台北で午後の仕事がキャンセルになってしまい
ローカルスタッフの陳さんが「ドライブ行くか」と、言ってくれたんです。
ちょうどお昼頃だったので
「まずは市場でおいしい豚まん食べるか?あんた」
「それはいいですねぇ」
それで彼と市内の大きな市場に行ったんです。

市場は、まぁー人人人、「活気ある市場」を絵に描いたようで
ニワトリパタパタ、すずめやら魚魚がぴーぴーバシャバシャ
ありとあらゆる生き物がいて「動魚植物園」みたいなんですよぉ。

さぁーそこでお目当ての豚まん
ここんちの豚まんは蒸した生地に横にスライド切れ目を入れ
そこへ八角味のトロトロ角煮と、高菜漬けの炒め煮を挟んで
からしをチョッピリ付けて食べるんですけど
ボリュームがあり、うまいんです。
これはうまいうまい、陳さんと豚まん食っていた時に事件は起きた。
民衆の大騒ぎがはじまったんです。

あっというまに人人人だかり、
ニワトリはギャーギャーバタバタ
一人のおじさんが群衆に囲まれているんです。
そのおじさんを群衆が詰め寄って甲高い声で怒鳴りつけて
ときおり、肘で小突いて「おしくらまんじゅう」してるみたい
なんですけど、陳さんに「 ”なに” 起きた?」と、聞くと
どうやらそのおじさんが釣り銭のことで店主に「たんねーぞっ」
とか「おまえんとこはいつも釣り銭ごまかしやがって」
てなことをケンカごしに言ったのが発端らしく
つまり店主とおじさん二人の問題が市場動魚植物園全体に飛び火し、ニワトリ、スッポン、ナマズ、民衆が大騒ぎになったです。
まぁ、取り囲む群衆、ニワトリは一切、無関係だとおもうんですけど
陳さん冷静に「日々のストレスが炸裂し、大騒ぎになった」と、豚まんをほうばりながら政治論説委員のように話してくれるのですけどねぇ
ぼくから見ると尋常な騒ぎではないんですよ。

しばらくすると警官隊が来たのはいいんですが
二つ目の豚まんを食べてる陳さんと警官が笑いながら何やら話してるじゃないですか
大騒ぎになってるんですよぉー市場は、ニワトリの羽根も飛び散っちゃって。
「どういうこと?止めないの?」
そんなことを言いたげなボクに陳さんと警官の一人が近づいて来て
警察官へ陳さん:
「彼は日本から仕事で来ていて昼から時間が出来、豚まん食べに来た」と、ぼくの紹介をはじめた。
警察官はぼくに「ここんちの豚まん世界一」だといい、「よかったね、連れて来てもらって」だって。

自己紹介も終わり、しばらくすると騒ぎもさざ波のように静まり、
騒ぎの発端買い物おじさんと釣り銭ごまかし店主に警官隊が事情聴取をはじめ一件落着したようなんだけど

「世界一豚まん」でお腹いっぱいになった陳さんは
「お腹減っている時にあれやこれや言われてもイライラするでしょ」
「大事な話はお腹がぺこぺこダメネ」
「警官隊は民衆の溜まりに溜まったストレス発散ガス抜きが収まるまでは見守るんだ」とか
もちろん大けがをさせるようなことがあれば群衆を割って止めると言うことですが・・・

今日も「ナンポー」に来てくれて、ありがとうございます。
丹沢山系の頂上付近には雲がまとわりついてます。
こんやは「煮込み」あたりがいいですね

1件のコメント

  1. 「騒ぎ」は御免だけど陳さんと話していた警察官の
    彼いわくの「世界一の豚まん」食べたいよん。
    「包子」とか「饅頭」とか呼ばれてるもんは大好きだよ。
    当然「小龍包」もね。
    食べたブツを
    「とろとろ角煮と高菜の中華風サンドイッチ」と
    僕は命名したくなりました。
    これまた余計なお世話だな。
    しかしながら「辛子」のアクセントは
    絶妙だったんだろうなぁ。
    羨ましい。

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