ベネルクスのレンガ 最終夜

わずか一日、わずか24時間。 そのわずかな時間に強まったり、弱まったり、あたらしくうまれたり、 失われたり・・・ 23:51分。店のダウンライトが消え珪藻土ウォールのブラケットランプだけになった。 “Ball …

ベネルクスのレンガ 第三夜

路線バスを降りると、波長の短い光がハウスの屋根に隠れそうになっていた。 数十枚の12×16インチプリントを彼女に見せた。 「これいいね、こういうの好き」 いつもそうだった。いつも迷いなく選んだ。ぼくにはそうみえ …