
スキーをやった。
22、3年振りの事で大昔からの友人のはからいであった。
「今度の日曜日はスキーでもしない?」と提案してくれたのだ。
「こっちに来てこういう企画も有りだろう?」とニコニコしながら言っていた。
あちらに行ってから4日目の事だった。
彼の家族はシーズンに3,4回程出掛けているらしく彼も子供達も奥様も余裕の面持ちで「大丈夫なの?滑れるの?」視線が僕に集中していた。
僕は「大丈夫だと思うよ」と友人に言ってはいたがアニメの「ちびまるこちゃん」のキャラクターの様に薄い細い縦線が僕の顔に出てないかな・・・と、実は心配であった。
友人の彼にその縦線が見えたかどうかは解らないが「あんまり無理しないで良いからさ。冬山の雪景色を見るだけでも気分が良いんじゃない?」などと、まとめた大人っぽい事を言いながらアンダーやらジャッケットとかグローブとか厚手の靴下を用意してくれた。

この様な言い回しをガキンチョの頃から知っている奴に言われると複雑な感じがする。
大昔であれば
「骨なんて折るなよな」とか
「ボディで滑るなよ」とか
「お前は何時もギャグで滑ってっから問題無ぇーだろっ」とか言っていた筈だ。
それに対して僕も
「俺の滑りはギャラリーを釘付けにする筈だ」とか
「この新雪は俺のモンだぁー」とか
「この足元の純白の雪は俺の心の色だ」とか
言っていれば良かったのだ。
全ての「会話」はそんな感じで流れていたのだった。お互いに歳月は過ぎているのだ。


充分に屈伸とか柔軟をしてから「バキッ」と板に足を嵌めた。
最初の一本ははっきり言って「へろへろのへなちょこのへっぴり腰」であった。
2、本3本と滑るあいだにダンダンと体が反応して来た。
なかなかかなり気分に良い瞬間だ。
この日は嘘みたいなあり得ない程の晴天で
うっすらと汗をかいた程だった。
「ブラックの方に行こうよ」と、下の男の子に誘われた。
こちらではコースの難易度が色で分けられていた。
彼なりの判断で「大丈夫だろう」と思ったのだろうか?
グリーン、ブルー、ブラックと斜面の角度がキツクなって行くのである。
下の男の子はブラックのコブを攻めたくてウズウズしている様だった。
こういう瞬間の小さい男の子の表情は素晴らしいのである。
僕は「ヤバイかな?」とも思ったけれども彼が僕の視界から
「フッ」と消えた時に
「行くしかないよな」と思って両手のストックを雪面に深く刺した。
コブの谷間で僕が横になっていた時に視線の先で
彼はガシガシとコブを攻めていた。
この後に屋外のテーブルで頂いた
サミュエル・アダムスのドラフトの
抜群の美味さ忘れられない。

旨いビールが飲める瞬間ってのが、少なくなった。って良く言う同世代がいるけれど。
そりゃああなた、自分の責任ですよ。って僕は言う事にしている。
ただ昔よりビールを飲まなくなったのは確かかな。
焼酎とかワイン、日本酒の方を呑む機会が増えたし、ビールはどうもBATHROOMが近くなってね。
・・・・・って年取ったってことなんだけど。
そうだね。
確かにビールが美味しく飲めるその時って自分のコンディションだよね。
昔よりは飲まなくなってるけどもね。
まぁ、僕も照明の落ちた店内だったらシェリーとかジンベースのカクテルとかで
始めてワインへスライドってのも悪くないよ。
その時の食いモンによって多分に変わるけどね。
ただ、スタイルの呪縛で我慢するのは
面白くないよね。
3月の下旬の春めいた晴天の屋外の雪景色にはビールだった気がするんだよね。
確かにあの時はビールしかなかったね。
このメールを書きながら、俺たちが高校生の頃、
「夢だったんだよな~」とか言いながらビールを飲むTVCMがあって
君も僕もそれにはかなり批判的だったことを思い出しました。
ゴメンね。
そのCMは覚えてないよ。
それから君と僕が話した内容も忘れてるね。調子良すぎだな。
ただ君と僕が小生意気な事をほざいてたんだろうなって・・・。感じはするよ。
赤面物でなければ良いんだろうけれども・・・。
元気です!
先月は、頭からお尻まで、まるで人生の総決算のように暴れまくりました。
月初は会社の連中とハーフマラソンやリレーマラソンに出場し、
月末は生ライブを演っちゃいました。
やっぱりロックは最高です。
そして何といっても中旬は、東京地裁で証人尋問2時間戦っちゃいました!
いつの時代にも「おやじ」は不滅です。
真正面を向いて歩き続けるのみです。
でもちょっと疲れたら、また「楽里」に付き合ってください・・・
僕は元気です!
お疲れさんです。
ハードな日々をやっつけてる
君の姿が速攻でイメージ出来るよ。
ライブ呼べよぉーなぁー。
「楽里」に付き合って欲しいのは
僕の方ですぜっ。
宜しくなんだよね。
上手く時間が合えば良いよな。