9月の潮風ハウス。
季節はずれのカモミールが咲いている。
勘九郎は季節はずれに咲くカモミールを「バカカモ」と言ってた。勘九郎は本名ではない。
横顔がちょっこし似てるんでうちらがそう言ってるだけ。「バカカン」
「トイレの小窓にぶら下がってるハートいいですね」
同級生のムネが勘九郎の奥さんに言ってるのが朽ち果テラスから聞こえた。
「トイレのハート、勘九郎が作ったんだってさっ」
帰路、内房線の千倉を過ぎた辺でムネがおしえてくれた。
「潮風ハウスのトーテンポール」より
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