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抱きしめたくなる様な作品だ。

僕にとっては。

いとおしい映画なのである。

昨日ユナイテッド・シネマ春日部の名画座企画で観て来た。
毎度毎度このプログラムと言うかプランと言うかプロジェクトには
感謝感激雨霰なのだ。
「続けて頂きたい」と勝手に願うのみの僕である。
ジャン・ピエール・ジュネ脚本・監督の2001年度の仏映画である。
「アメリ」の息つかいや体温の様な物を
感じさせてくれたのはオドレイ・トトウなのであった。

手島龍一氏のある短い文章である作家のある小説作品の御紹介で
とてもカッコ好い単語のつらなりが在った。
「正統なる異端」というつらなりだ。
僕はこの、ある作家の作品には一つも触れてはいないので
拝借する事に躊躇はあるが好きなので貸してもらう。
何故かと言えば劇中の彼女・アメリの存在が
この惑星の日々の暮らしぶりの中で
「正統なる異端」と僕が感じるからなのである。
国籍や言語や習慣は違えども彼女の自分以外の
外側に対するアプローチがかわいくて無理がないからなのだ。

10年くらい前にDVDで噂の大きさの為に観た作品だった。
鑑賞の後に噂の良いエネルギーを感じて
「大好きだよ。これ」と思った。
「映画館で観たいよぉー」
と、僕は誰に対してでも無く、吠え、叫んでいたのだった。
ピアノの音が僕の耳以外の皮膚に降りて来ている様な錯覚に捕らわれた。

1件のコメント

  1. 素晴らしい!

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