リリアン・ギッシュ、ベティ・デイヴィス共演
リンゼイ・アンダーソン監督の87年度のイギリス映画である。
今時分にこのタイトルの映画はとんでもなくベタではあるが
何故か現在、再鑑賞したいという僕の気持ちが
モコモコと盛り上がっているので仕方がない。
先日「ぼけーっ」と近所の田んぼの揺れている稲の穂を見ていた。
揺らしている風も僕にもとても心地良かった。
「緑」が海の波の様に揺れていた。
この作品は20代の真ん中の頃に神保町の岩波ホールで観た。
詳細は忘却の遥か遥かの彼方である。
それでも、ただ、海面が夕凪の姿で微かな風に撫でられ、
少しずつ波立って行くシーンは、僕の記憶にしっかりと納まっている。
とても素敵に美しく風と波を捉えていたと思う。
陽が落ち始めて沈むまでの空と海の様々の色の移ろいも
素晴らしかったと、思う。
やっぱり、映画館で観たいもんである。

同じ頃、同じホールで観ていたんだね