1981年度のハロルド・ベッカー監督の作品である。
この監督の作品は実は始めての鑑賞であった。
僕がこの作品を観たのはレンタル・ヴィデオで30歳前後の頃である。だから1993、4年の頃である。
ブライアン・デ・パルマ監督の「カリ―トの道」(93)がなかなか面白くて
「ショーン・ペン」も実は「やってくれるんだなぁ」
と思ってこの作品をレンタルして来たのだ。
当時で15,6年の前の作品である。
現在となっては25年以上の前の物となってしまう映画である。
ほとんど期待など無くて若かりし頃の「ショーン・ペン」はどうだったのかな?という気持ちだった。
それが作品自体もシャープでショーン・ペンもトム・クルーズも良い感じだったのである。
この作品でのショーン・ペンは表面的にはとてもニヒルでクールなスタイルの奴である。
それでも何故か胸の中の温度が物凄く高い奴として僕には伝わって来たのである。
その当時この作品を観ながら、グットタイミングで鑑賞出来たなと思えた。
初公開当時の自分の年齢を考えると何となく楽しめなかった様な気がするのである。
そして現在、再び、突然観たくなり、DVDでレンタルして来た。
現在でも充分に興味深く、面白かった。
凄く良い所にフォーカスが合っていると思う。
とても「怖い」内容の物語である。
そして「痛々しい」と同時に「やるせない」と言う言葉も付け加えたい。
「もう一寸、何とか成らなかったのかよ?」と「仕方無ぇんだろうな」という気持ちである。
主演はティモシー・ハットンである。
しかしながら彼に大きな何かを宿らせる校長を演じたジョージ・C・スコットは水面下では主役以上の存在であるのでは?とも僕は感じる。
この方は僕にとってはとても口煩く頑固な「御爺ちゃん」というイメージの方である。
それはもしかしたら「ハード・コアの夜」(製作総指揮ジョン・ミリアス、監督・脚本・ポール・シュレイダー)という 79年度製作の主演作品の影響が強いのかもしれない。
「カリートの道」と「タップス」を鑑賞した後に「ショーン・ペン特集」を深夜に一人でかなり盛大に開催した。
実はそれまでにショーン・ペンの作品を殆ど観ていなかったのである。個人的に興味の魅かれる役者さんではなかったのである。
この辺の気持ちのチェンジのスピードは実は凄く恥ずかしいのでる。
何と言われても弁解の仕様が無いのである。
この二つの作品のショーン・ペンが良かったんです。
僕の食わず嫌いでした。
上映プログラム
「ロンリー・ブラッド」(85)
「カラーズ・天使の消えた街」(88)
「カジュアリティーズ」(89)
「ステート・オブ・グレース」(90)
そして製作・監督・脚本をされた 「インディアン・ランナー」(91)と出会えたのである。
この作品が初監督作品である。
この作品を僕は好きです。とっても。
そして素晴らしい。
「一人・ショーン・ペン特集」を開催して本当に良かったのである。
やはり、たまに「・・・特集」は必要である。
この作品の時のトム・クルーズが演じていた役柄を僕はその後に鑑賞した
故・深作欣二監督の「仁義なき戦い」のシリーズを観ている時に何故か思い出してしまった。
先日ORIONから季節限定で発売された「いちばん桜」を飲んだ。
最初の口当たりが微かに甘く、とても飲みやすい。
まとめて1ダース程購入してしまいました。

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